まなざしカレンダー

7/23(金)の森

こんにちは、ブログ連投、ちゃこです!




小学校も夏休みに入ったせいか、森がにぎやかになってきました!
盛況~♪

やっぱり森は良いなあ。
森の入り口まではギラギラ太陽が照りつける灼熱地獄だけど、森へ一歩入るとやわらかな風が吹き、スーっと汗が引きます。

森の入り口で、笑顔でゆーーーっくり息を全部吐き出して、それから、ゆっくり深呼吸しながら森の奥へと歩いていきます。

途中ですれ違う人が皆笑顔で声を掛けてきてくれます。
知っている人はもちろんだけど、知らない人もここでは挨拶をしてくれるんですよー。

「おはようー」
「おはようございますー」
「今日は早いねー」
「晴れてよかったね!」

なんて、軽く会話を交わしているうちにだんだん自分の顔がほころんできます。
そうしているうちに 森へ到着!


森には、「桑ハウス」と呼ばれる古い建物があります。
昭和初期に建てられた蚕糸の試験場だったそうです。
なるほど、だから「桑」なのか~。
仲田の森にも桑の木があります。
7月の初めの頃なら、舌も手も紫になって満面の笑みを浮かべている子供たちを見かけることができます(笑)。


・・・でも、最近は見かけなくなった光景ですね。


桑ハウスは、現在は倉庫として使われています。
仲田の森で使う備品や、自然体験広場で使う備品などがたくさん置かれています。
備品たちは、こどもたちにとって、とーーーーっても魅力的です。
薄暗い中に、掃除用具、看板、鍋や食器類、工具・・・・ まるで秘密基地の中の秘密のお宝のようです。
・・・ですが、 備品で遊ぶのは残念ですがNGです。
一応注意書きがあるかと思いますが、お母さん、お子さんが備品に手を触れないようにお願いいたします。

マナーを守って楽しく遊びましょう!

じゃあ、遊べないじゃん!入っちゃいけないの?なんて思いますかね。
そんなことはありませんよ!


2階へ行ってみますか。

桑ハウスの一番奥にその階段はあります。

薄暗いので足元に気をつけてくださいね。

なんだここは!
広い広いがらんどう。
床はしっかりとしたコンクリート敷きなので、床が抜けたりするようなことはありません。

広い!

モノや道具がなくてもこどもは遊べるんですよ~。

ここを、こども達は縦横無尽に走り回るんです。
ただ、ただ走り回る、それだけで楽しいんですね。
そんな遊び方もあるんだなあ、って改めて感心したりします。

ただ、薄暗いのと足元に段差があるので、足元に十分気をつけて、出来るだけお母さんがついていてあげてくださいね。




桑ハウスの外では、水音が!!!



自然体験広場用の水遊びプールで、大騒ぎです。

そして、お待ちかねの仲田鍋!

今日はどんな野菜が入っているのかな、なんてお箸で探りながら食べるのも楽しいものです。

新じゃががゴロっと1個入っていたり、おだし用のコンブがそのままびろーんと入っていたりします。

出来たてアツアツなので、 小さいおわんなど持ってきて冷ますと良いですよ。
木漏れ日の下で食べるお昼ゴハンは美味しいー!!


今日はおやつにすいかを持参しました。
暑い日はこんなものも持ってくると、午後スタミナ切れしてきたこどもに喜ばれます。

夏の幼稚園が来月開催されます。
それに向けて、野外幼稚園まめのめの母達が集まって名札を作っていました。
フェルトをチクチク手縫いした手づくりの名札、って、完成形を写真撮ってなかった(笑)
とっても可愛いですよー、愛情がこもっています!




最後に。
木々の間から見える太陽を。

「ブログで行ったような気になってます」
って森で言われてとっても嬉しいです。


木々のにおい、ざわめきを感じて。
木漏れ日から太陽の熱を感じて。
風を感じて。
水の冷たさ、水の音を感じて。
鍋の味を感じて。
人の笑顔を感じて。

こどもたちのはしゃぐ声を感じて。

人間って動物なんだなあって改めて感じます。
五感を使うことがこんなに気持ちが良いことだなんて忘れていた。

仲田の森は、こどもが主人公の遊び場です。

そして、こどもたちに優しい目を向ける母達も実は脇役ではありません。
日々の育児や家事に追われてすっかり忘れてしまっていた、些細だけど大切なこと・・・

自分が幼い頃森や林の中で遊んだときの無邪気な気持ち
当時、そばに居た親の気持ち
幼少の自分が親に対して思っていたこと
自身が大切に育てられて成長してきたこと

小さいとき、こっぴどく叱られて号泣したけど、叱った親の気持ち、今なら分かるなあ・・・なんて。

こどもを遊ばせるためだけじゃなくて、親も一緒に楽しんでください。

森は、「親子ともに育ち合う」場所です!

ではまた~★

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