まなざしカレンダー

2011年6月11日 土曜の森

土曜の森は、雨が多い。
勝手な俺のイメージ?
多分、そうかもしれない。
そして、今日も雨だった・・・・。
ども、お久しぶりです。アッキーです。

雨の森、実は「おいしい」んだよねえ。
森は四季折々の姿がある。
しかも、四季の中でも、かなり日々で姿を変える。
初夏と盛夏と晩夏で全く違う。
初秋と晩秋でも趣が全く違う。
銀杏の落ち葉の絨毯で彩られるのは秋のホンノの数日。
それだけ微妙な変化をする森に別ファクターの「雨」が掛け算される。
うーん、さて、今日はどんな森が見られるか・・・。
と、ワクワクしながらも、雨の日は出発が手間取る・・・・。
子どもたちの日々の準備に加え、雨具の準備などなど・・・。
まあ、雨は面倒なのも事実なんだけどね(笑)

雨の日は、いろんな景色が違います。
まず、全体的な景色。
いつもは大人も子どももにぎわっている、このエリアが・・・
こんなもんです。
本当に誰もいません。
で、どこにいるかというと・・・・
こんな感じです。
桑ハウス前にシートを張って雨よけに。
火の位置も替わります。
みんながシートの下に来るので、なんとなくいつもより
親密な雰囲気があるのが、雨の日の楽しさのひとつだったりします。
ぼくたちブルー・カッパ・レンジャー!
・・・・別にユニフォームじゃありません。
たまたま青の子がそろっただけ。
なんか壮観だったので・・・。

そんな中、変わらないのが、乳幼児の方々。
いつだってベビーカーがお好き。
そして、いつだって昼寝。
ちょっと今日はレインウェア仕様ですけどね。
遠く離れたデンマークでは、気温が零下でも乳幼児はベビーカーで庭先で外でお昼寝が日常だそうです。
気持ちいいんだろうなあ、外で昼寝って。
堂々と森で昼寝。やってみたいけど、まだやったこと無い・・・。

と、そんな風にうとうとしていたら、
雨なのにお兄ちゃんの電車ごっこに連れて行かれたCくん・・・
この光景は、お母さんに教えるのはよそう・・・。
だって、せっかく楽しそうだから・・・・。

○土曜日のお昼
 金曜日は定番の「なかだ鍋」でしょ?
 土曜日は、パスタが多い。
 本日も定番のトマト・パスタでした。
 シンプルだけど、奥深い!
 おかわりの二杯目のほうが、トマトの色が薄かったんだけど、
なぜか味に深みがある!なんなんだ?この違い?
 興味のある方は、是非お越し下さい!

 お昼の後はホッと一息。
 何度も書いているけど、
森で飲むコーヒーは格別!
Aちゃん、Kちゃん、いつもありがとう!

そして、昔も今も、子どもたちの心を捕らえてやまない数々存在・・・

○水たまり
 どうしてか、楽しいんだよねえ。
 ばちゃばちゃ音がするから?
 水がはねるから?
 ま、理由なんていらないんでしょう。
 楽しいものは楽しい。
 頭じゃない、ハートと体で楽しさを感じてるのね。
すばらしい。
○ザリガニ
いったい、今まで何匹のザリガニが子どもたちに捕獲され、
戦わされ、足をもがれ、時には爪をもがれ、
チクショーと思って、はさみで応戦したら、
「イテテテテ!」という絶叫と共に、地面にたたきつけられ・・・。
そんなザリガニ君は今昔を問わず、子どもの心を捕えてやまないのであります・・・。
本日は幼少期のザリガニ君も多数捕獲!楽しそうでした・・・。
でもね、帰り際に小川にざざーっと、いくわけです。
そう、「キャッチ&リリース」!
釣りキチ三平くんの魂がここにも・・・・。

○カタツムリ
 カタツムリを裏側からこんな風に見たこと無いなあ。
 我が娘は
「こんなに大きいカタツムリ、みんなに見つかったら、
 捕まえられて、遊ばれちゃう!」
と不安がって、取って見えないところに逃がそうとここ度見ましたが、強力に絡みつく足???のため、捕獲ならず。
その運命や、いかに・・・・

○桑の実
 まさに、今の季節ならでは。
 この場所は旧養蚕試験場跡地なので、各地に桑の木が散見されます。
 熟れて深い紫色になっている実が多いですねえ。
 子どもたちの間でも
 「さわってね、ポロッと落ちてくるぐらいの実が甘くて美味しいんだよ!」
 「ちょっと赤みがかっている実の方が、すっぱくって美味しいんだよ!」
 などなど、桑の実博士がいるわいるわ・・・。
 「酒はヌル燗じゃなくちゃなあ」
 「ウィスキーはな、まず舌で転がして味わって、その後飲み込んで咽で味わって、
 そして息を鼻からだして、鼻で味わって・・・」
 などと、将来この子たちは酒を語るのかなあ、・・・・・

○ブランコ
 雨だから、ブランコはかけてないかなあ、と思っていたら、
ありました!二つとも! なかだの森が誇る、二つのハイジのブランコ!
全く持って私事ですが、
本日は1歳半の娘の一人ブランコ・デビュー・デイとなりました!
まあ、お約束どおり、転げ落ちて泣きじゃくり、もありましたが(笑)
親(バカ)からすると、娘が一人でブランコに乗れるなんてことも
人生の大きなイベントに感じられてしまうわけです。

○ま、結局雨でも何でも最後は一緒
 どうやら、小川に魚がいたらしく、カッパを着たまま、
ずぶ濡れになって「追い込み役」にまわったK君。
帰りの着替えがなくなり、彼にとっては「定番」の素っ裸で帰路にたつ・・・。
頼もしいぞ!日本の、いや地球の未来は君たちに任せた!

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