まなざしカレンダー

まずは川を感じよう!「大人の川あそび」
子どもの「やってみたい」を応援する大人を増やすために…

今年で3年目となる「大人の川あそび」。
7月29日(土)に開催しました。
はじめましての人から、森の常連さん、スタッフを含めて21名。
曇り空の中この人数の大人が、ジャブジャブと川に入っていく…、ホント不思議な光景(笑)。
とにかく頭じゃなくて、心で感じよう!と3つのポイントを巡りました。

1か所目の「中央線鉄橋」を目指します。
そんな中、熱い視線。
その先には、私たち…、ではなく中央線鉄橋。


そう、撮り鉄のみなさんです。


熱い視線を感じつつ(笑)
1か所目の「中央線鉄橋(多摩川)」へ…。
川あそび用の靴を履いているのですが、滑るすべる~。
足元が不安定なのって、こんなにもドキドキするものなのか…。


今回の目的は、頭で考えるではなく「感じる!」。
流れに身を任せて、流される~~~。
今年は水量が少ないから?それとも、お尻が大きいから?
ゴツゴツと石が当たってバウンドしちゃいました。 
日頃地上で生活していると、自分の力以外で動くことってないから、この身をゆだねる感じが、なんとも心地よ~い。


2か所目「どろどろ(多摩川)」。
干潟のようになっています。
どろどろだけあって、滑る。さっきよりも滑る!
みんなつるっと滑って転んで「あはははは~っ」って。
大人の笑い声が響きます。

子どもがいないのに、あそぶ、笑う。
本当、いつぶりだろう…。
私、この時間すきだなぁ~。

魚とりな人たち。
なになになに~?って見てみたら…

つぶらな瞳のナマズさん。
毎年参加している方によると、多摩川には、コイやオイカワ が沢山いるらしいのですが、残念ながら今年はあまり出会えませんでした。


ドロドロにある泥石を削ると、泥パックのようになるよと教えてもらいました。
地味に楽しい。
川あそびって、泳いだり、採ったりだけでなく、こーいうゆっくりとした時間もあるんだぁ~と、発見! 


さあ、3か所目の浅川に移動です。
自転車に乗ってレッツゴー!


多摩川との合流点近くであそびます。
足がつかないほど深さのある場所も…。
私にとってはドキドキしちゃうポイント。

そんな中、ひたすら飛び込む大人たち!!! 

つぎつぎと…、
 

一回転で飛び込み方も?!


そうそう、昨年ポスターにもなって、今年は日野市内で全戸配布された「便利帳」にも採用された、この写真。実はこの場所で撮影されたもの。
そして、飛んでる子=我が家の長男なのです。

気持ちよさそうだなぁ~。
ということで親の私もチャレンジ!!! 
飛んだー!!!じゃっぱーん。
代表中川、さすが市長賞の腕前(笑)。 
ばっちり、同じようにとってもらいました。

ぴよよよ~んって飛ぶと、風と水と、両方を感じる。
実は、泳げない私。
足のつかないところは恐怖…。
だけど!飛び込みってオモシロイ。
川あそび全部が怖いものではないんだ。
そんな気付きの瞬間でした。


最後に、森に戻ってきました。
今日感じたことを、話し、聴きあう時間。
 

いろんなお話がでました。

・ぬるぬる多摩川、さらさら浅川を入って感じた!

・川って自転車で通り過ぎるところだった。入っていいんだと思えた。

・流れに身を任せる。プールとは違う緊張感。すこし怖いけど気持ちいい。

・川って怖いイメージ。いけない事をしている気持ちで上半身まで入った。解放された感じ。自分の中で何段階かハードルを越えた感じ。

・子どもってこんな気持ちであそんでいるんだ。

などなど、もっと聞きたい!話したい!という時間はあっという間でした。


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後日、こんな感想をいただきました。
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川の中に座り鳥や虫を眺めていると
本当に自然界の生物は自然と共生しているなぁと感じた。

餌をとり、食べ、糞をして、自然の一部
地球にかえり、また誕生する。

ぼーっと川の中に立つ鳥をなが めて、そんなことを思った。

ゴーグルをつけて川を覗くと、魚が泳ぐ姿が見られる。
日頃はなかなか見られない泳ぐ魚が目の前に
さわりたいけどほとんど不可能
スススーと泳いで去ってゆく
だけど、
静かに眺めると魚は静かに目の前に石にはりつきとまってる。

すごいな自然

魚をつかまえることなく一緒に泳ぐと
魚になったような感覚を味わえる。

川の中で生物共生だ。

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日野市は、多摩川と浅川、ふたつの川が流れています。
私たちの水道から出るのも、もともとは川の水。
流す先も川。
環境を守るため川は汚さないと頭で理解はしていました。
さらに、その川で「子どもたちがあそぶ」ことを想うと、いっそう愛おしい気持ちに…。

ですが、現実は、釣りやカメラを向ける大人だらけ。
川の事故があるからなのか、漠然とした不安があるから?
子どもの姿をほとんど見かけませんでした。
そんな中で、流され、飛び込み、生き物さがし。

川ってオモシロイ。

帰宅後、子どもたちに「今度川に行こう!」って誘っている私がいました。
そして、8月のある日、雨が降り少しきれいになった浅川へ。
ただ、ただ、流される遊びを2時間ほど。
もぐりながら、浮かびながら、うそっこ溺れしながら…。
子どもたちの方が、面白がり方を知ってる。

「あそべ!こどもたち!!」と言う前に、大人の私が感じていなかった。
参加して、もっとあそびたい気持ちになりました。
今度は、川や森で何してあそぼうかな。

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来年度も6月なかばに当団体ホームページから
お申込み、という流れになる予定です。

子どもの頃に戻って、
自分の中の新しい”子ども”を見つけて、
いっぱいいっぱい一緒に
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子ども時代の「あそび」を保障するための取り組みです。
子どもの体験不足が叫ばれる今、
山や川であそぶことを特別なものではなく、
日常的な「あそび」の一つとなることを目指しています。

そのため、この事業に共感してくださる皆さんの
ご寄付や会費を使い、安全に配慮しながらも
参加費用を極力抑える努力をしています。

活動を通して、子どもたちの「やってみたい!」を
保障することの大切さを実感し、
これからも活動を続けていきます。
皆さんの応援が活動の力となっています。

こんな応援の方法があります!
応援、よろしくお願い致します!

(たなかみゆき)

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