2017年4月7日金曜日

2月18日(土) 紫色の鍋。

その前日の日のこと。
スーパーに行ったら、「紫人参」
というのが売っていました。

ふと、
「これを森に持って行ったら面白いなぁ。」
と思って、あんまり細かいことを考えず
購入した私。

そして、当日、意気揚々と
紫人参を森へ持参しました。

森のみんなに「こんなのがあったんだよ〜」と
自慢しながら、紫人参をカット。
そして、鍋へ投入。
その時は気付いていなかったのです。
まさか、紫人参の色で
鍋が紫色になるなんて〜!!!

10時半すぎ。
蓋を開けてみると
若干、薄い紫色。
でも、まだ醤油とか味噌とか入れたら
きっとリカバリーできる感じ。
このまま、どうかこのままの色でいるんだよ、
と鍋に言って、祈るように蓋をする。

11時すぎ。
蓋を開けてみると、
ありえないほど紫色。
やばい、これはみんなに引かれるかもしれない…
味噌を入れて色をごまかすか。
とりあえず、忘れたくて蓋をする。

でもでも、やっぱり忘れられなくて
何度も蓋を開けてみる。
なんど開けても紫色。

他の野菜が入ったら透明にならないかと
期待して、何分かおきに
蓋をあけるけど、
何回見ても、紫色。

ああ、失敗しちゃった。
絶対、これ、みんな食べたくないだろうな。
この色が嫌な人、いるだろうな…
みんな、普通の鍋が良いに決まってる。
と内心泣きそうになる私。

こういうあんまり深く考えずに
ノリでやっちゃうのに、後で
後悔しちゃうところ、
好きじゃない…あぁ…
とにかく、普通に戻さなきゃ。
普通の鍋の色に戻さなきゃ。


すると、一緒に火の番をしていた
あさみさん達が
「いや、絶対このまま、
この色を活かしたほうがいい!!!」
と言ってくれる。

たもつとぽんちゃんが
「これ、ぜったいおもしろいよ!」
と声をかけてくれた。

子どもたちや大人たちが
「魔女スープだ!」
「ジャイアンスープだ!」
「すっげー色!」
と度々ツッコミを入れに見に来てくれる。
でも、嫌じゃない。
なんか声が面白がってくれてて、嬉しい。

それでもみんなに何だか申し訳なくて、
紫色になった事情を話して
謝りながら、お椀に入れる。

初めて話した人たちが、
「わぁ、これ、何ですか?」
「紫色〜。お椀に入れたら、ほら、キレイ〜!」
って言ってくれて、嬉しくなる。

ブルーシートで食べてる参加者の人達が
「おいしい」「面白い」
と言ってる声が聞こえた。

小学生たちに
「味見してみてよ」とお願いしたら、
飲んでくれた。
一人の男の子が、
「地味に美味しい。」
と言ってくれた。

気付いたら、その日の鍋は
全部なくなっていた。
たもつが
「また持ってきてくださいよ〜」
と言ってくれた。

一番、「普通」という言葉が
欲しくて欲しくてたまらないのは、いつも私だなぁ。
普通ってなんだろうなぁ。

でも、今日は普通の鍋じゃなくて、
何だかすっごく面白いじゃん、
これもいいじゃん、って思えた日だったなぁ。







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