まなざしカレンダー

認定NPOへの道③

ずいぶん間があいてしまいましたが、
前回の続きが、ひの市民活動団体連絡会が発行している
「連絡会ニュース第32号」に掲載されました。
http://hinokaturen.sakura.ne.jp/news/news.htm

(前回からの続き)
具体的な仮認定申請に向かう大きなきっかけとなったのは、平成23年9月、市民活動団体連絡会が開催したセミナーで直接講師の先生とお話をし、「ぜひチャレンジしてください!」と励まされたことでした。背中を押されたことで「やるしかない!」と考えるようになりました。まずは制度自体を知るため、勉強会を開催しました。理事以外にも興味のあるメンバーを交えて勉強会を行ったことで、団体内で認定に向かう機運が高まり、多くの仲間とともに新しいことにチャレンジする喜びを実感しました。支えてくれる仲間の存在は、その後の地道な申請作業を続けていく原動力となったと思います。

 平成24年2月臨時総会を行い、認定NPOの申請を行うことの承認を得ました。あとは目標に向かって一直線!と行きたいところでしたが、セミナーや勉強会に通って学ぶたびに、労務管理が整備されていないことを知らされました。
当団体は事業のひとつとして、野外保育「まめのめ」という保育業務を行っており、常勤者とパートタイマーを雇用しています。本来なら法人すべてに加入義務がある(たとえ常勤職員がいなくても)労働保険や社会保険の加入義務を怠っていたのです。仮認定申請に際して一番時間がかかったのは、労働条件の提示、雇用契約の締結、就業規則の作成という、労務管理の整備でした。

仮認定を受けた団体は様々な税制優遇を受けることができます。NPO法人として社会的使命を達成するためには、日々の活動を充実させると共に、法人としての義務や社会的責任を果たしていく必要があるのです。今回の仮認定申請を通じて、団体が抱えている運営の課題が浮き彫りとなりました。NPOとは、社会問題の解決を様々な人々と協力して行っていくための仕組みであり、活動内容だけではなく、組織の基盤整備も重要であることを改めて感じました。 

 平成25年5月、仮認定決定通知書が交付されました。仮認定NPOとなったことはゴールではなく、新しい始まりだと思っています。やっとスタート台に立ったところです。まだまだ課題は山積みです。今後3年間でPSTを満たすために、支援者へのフィードバックや団体の活動内容を広報し、寄付をしやすいしくみを作ることが急務となっています。しかし、忘れてはならないのは、「何のために市民活動をしているのか」という視点です。原点を忘れず、社会の問題解決に向けて邁進し、魅力あるまちづくりに貢献したいと考えています。(終)

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NPOの総会を終え、26年度が本格的に始動しました。

26年度は仮認定から本認定へとステップアップするための重要な年。
日々の活動を大切にして、ひとりひとりとの繋がりを丁寧に紡いでいく、
そんな年にしたいなぁと思っています。

                                                                           rika


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『子どもへのまなざし』からのお知らせ
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→次回のなかだの森は5/9(金)!
→毎月第2土曜は土曜の森。次回5/10(土)!
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これからの予定が気になる方は、

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